iphoneの画面浮きを自力で直すのは不可能?!応急処置はどうすれば良いの?
iphoneの画面浮きは自力で直すのは不可能!
今回は『iphoneの画面浮き』についてのお話です。
「最近、急にiphoneの画面が浮いてきて困っている」
「明らかヤバい感じがするんだけど、どう応急処置をしたら良い?」
このようにお困りのあなたに向けて書きました。
まず結論からお話しします。
残念ながらiphoneの画面を自力で直すのは不可能です。
しかも下手に自分で応急処置をしようとすると、
大変なことになってしまうかも知れません…。
iphoneの画面浮きを自分で直せない理由とは?
これは『そもそも画面が浮く原因』を知れば絶対に納得してもらえます。
画面が浮く原因として挙げられるのは、
- バッテリーの膨張
- フレームの歪み
- 液晶の剥離
以上3つです。iphoneの画面浮きにおいては、必ず上の3つどれかに当てはまります。
どれを見ても明らかに修理が必要な内容だと分かります。
だから自分で直せないんです。
ではここから、上3つの原因について1つ1つお話ししていきます。
その中で『簡単な原因の特定の仕方』についても触れていきますね!
iphoneの画面が浮いてくる原因その1:フレームの歪み
まず挙げられるのが『フレームの歪み』です。
iphoneは簡単に言えば2重構造です。
これはどういうことかと言うと、
まずフレームがあって、その上に画面が取り付けられています。
要するにフレームが画面の土台となっているワケです。
その土台が歪むとどうなるか。
当然、上にある画面にも影響がありますよね。
結果、フレームから画面が剥がれ、隙間が出来るというわけです。
これがフレームの歪みによる画面浮きです。
歪んだ場所に平らな物を置いているのと一緒です。
これは経年劣化によって起きやすく、使用年数が長いiphoneほどその傾向が強いです。
あなたが同じiphoneを3年以上使っている場合、フレームの変形が原因の可能性があります。
また、強い衝撃を与えることでフレームが歪む場合もあります。
僕が今までみたやつだと、
などは、まるでバナナのようにフレームが歪んでいましたね笑
最近iphoneに強い衝撃を与えた記憶がある場合も、これに当てはまるかも知れません。
iphoneの画面が浮く原因2:バッテリーの膨張
iphoneの画面浮きについてもう一つ考えられるのが『バッテリーの膨張』です。
iphoneの画面の左下にバッテリーがあるんですが、
そのバッテリーが膨らむことで、画面が下から押し上げられるんですね。
するとどうなるか、簡単にイメージ出来ると思います。
これが一番わかりやすく、もし画面の左側だけが明らかに浮いている場合は、
ほぼ確実にバッテリーの膨張が原因です。
バッテリーはiphone内部の左側に取り付けられていますからね。
チェックしてみてください。
iphoneの画面が浮く原因3:液晶の剥離
液晶が剥離(はがれる)すると画面が浮きます。
iphoneの画面は液晶とガラス面の2重構造です。
液晶が下で、その上にガラスが張られています。
このガラスと液晶が剥がれてくると、当然画面が浮いてきますよね?
剥がれる原因はさまざまで、経年劣化によるものや、
画面割れに伴う剥離などがあります。
バッテリーの膨張もなく、フレームの歪みもなさそうであれば、
画面が剥離していると考えてOKです。
iphoneの画面浮きの応急処置とは?
次に、画面が浮きの応急処置についてお話ししていきます。
画面が浮いた隙間から水が入って水没してしまったら大変ですし、
なんとか応急処置はしておきたいものです。
ここで取るべき応急処置ですが、それはぶ厚いケースでiphoneの周りを守ることです。
画面浮きがわからないくらい厚みがあるケースで、隙間を隠すんですね。
こうすることで、隙間に異物が入り込むのを防げます。
例えばi-faceなど、ああいうiphoneをきっちり囲えるタイプの物が良いです。
プラスチックのケースと比べて値はそこそこ張りますが、それでもiphoneを守る事を考えれば、価値はあると思います。
接着剤を使うのは絶対にNG!
画面浮きを接着剤でどうにかしようって方がいらっしゃいます。
ですが、それは絶対にダメです。
間違っても接着剤でくっつけようとしてはいけません。
余計悪化するばかりか、もし接着剤が基盤部分にかかってしまうと、
その時点でアウトです。
あと、接着剤がバッテリーに付着しても危険です。
こちらはバッテリーが爆発する可能性がありますからね。
もしそんなことになると大変です。
どれくらい大変なことになってしまうかは、
youtubeとかで検索してもらったら分かります。
動画で起こっているようなことがあなたの家で起きます。
なので、いくらiphoneの画面が浮いているからといって、
間違っても接着剤を使わないようにしましょう。
テープで押さえつけるのもよくない
画面の浮いているところをセロテープとかで無理やり抑えつけようとする人がいますが、
あれもやってはいけないことです。
先ほど僕は、バッテリーが爆発してしまうかもとお話ししました。
テープで無理やり画面を抑えつけることは、膨らんだバッテリーに圧力をかけることになります。
なので爆発する可能性が高まるんです。
終わりに
以上、iphoneの画面浮きに関するお話でした。
とりあえずは応急処置として分厚いケースを使って補強し、
その後はなるべく早く修理に出すのが得策です。
iphoneの画面浮きは、放置するとだんだんひどくなっていきます。
手遅れになる前に、しっかり修理を受けておきましょう。
では、今回はここまでです。
ありがとうございました。
(次の記事はiphone修理の非正規店を利用するメリット・デメリットは!?修理に失敗したらヤバいかも!?です)